ことばを吐く

摂食障害の知識と心の言語化を届けたい

《イベントレポ》共感と承認がわたしたちを救う一歩かもしれない。(#勝手に摂食障害day ふりかえり会)

 

このわたしがブログの更新頻度をあげつつあるぞ、、、そうそう最近イベントをやり始めて報告したいことありすぎなのです。なんと4月は社内イベント含めて3回イベントしてました。(いつもの急にやりすぎる癖)

  

そんな感じで先日は、少人数制の#勝手に摂食障害dayのふりかえり会を行いました。わたしと参加者さんのエモーショナルな報告と、摂食障害においての「共感」と「承認」の場の必要性について書いてみます。

 

f:id:waka0105s:20200507210601j:plain

 

 

ふりかえり会について

まずは、ふりかえり会って急になんの話??という感じかと思うのでイベントの趣旨などから。

 

主旨とか目的

ふりかえり会は、先日行った29日#勝手に摂食障害dayをわたしと振り返ってみよう!という会。5人くらいでオンラインで会話をして、「イベントのこの言葉めっちゃ印象深かったよね」「ここは自分にとっては違和感があった」とやんやラフに語りましょうというものです。

 

一応わたしなりに狙いというか目的も考えていて、イベントでたくさん吸収した情報を自分なりにアウトプットすることで自分スタイルの定着に繋がるんじゃないかな?というのが1つ。学校の授業を一方的に聞いても数日たつとほとんど覚えてないもんな...というわたしの記憶のもとね。(ちゃんとアメリカの研究でもアウトプットで知識が定着度が上がるといわれてるよ!)

 

もう1つは、その得た情報や知識を日常に落としてもらうこと。知識をもつと具体的な行動に起こすはやっぱり乖離があると思うので、わたしや他の当事者さんと会話する中で日常のヒントを得てほしいなぁという狙いです。これも医学書とか分厚い参考書読んでもどうも自分ごとにしづらいでな...というわたしの経験から。

 

  • 狙い①:言葉にすることで情報や知識を自分のものにしてほしいな
  • 狙い②:得た情報や知識を日常生活に落とすヒントを見つけられるといいな

 

#勝手に摂食障害dayについて

そんなこんなで企画したふりかえり会ですが、そもそも#勝手に摂食障害dayすら聞いたことない!という方へ。

 

#勝手に摂食障害dayとは、4月29日(水)に開催した100名規模のオンラインイベントです☺

摂食障害に関するDVD上映と経験者のフリートークをコンテンツとし、摂食障害の正しい情報のお届けと、コロナ下で安心した時間を共有することを目的とした企画です。

 

 ↓イベントレポはこちら

 

 

www.wakasan-ed.com

 


 

寝てない自慢するサラリーマンぽいことを何度も言う本業OLですが、ほんとうにぶっ倒れるかと思いました。が、それを余裕で超えられるくらいめちゃくちゃいいイベントだった。。。またやりたい。数か月後くらいに。

 

  • 4月29日(水)に開催した摂食障害のオンラインイベント
  • 摂食障害のDVD上映とトークショーをやったよ
  • 100名以上の申込みがあって大反響だったよ

 

共感と承認、事実の認知のすみわけ

半日がかりで5人×数タームやったんですが、どの回もカラーが違ってとてもいいものになりました。

 

「わかる!」「つらかったね」が作る安心空間がほっと

ふだん自分の症状を開示していない方はもちろん、家族や友人に話している方であっても「理解してくれる空間がほっとできた」という声がたくさん上がりました。

 

摂食障害の話は「彼氏と喧嘩してさ」「学校の部活で失敗してさ」みたいに、周囲と同じ目線に立って話すことができない苦しみがある。完璧に同感することはなくても、参加者さんに共感しながら自分と会話するという時間を作ることができたようです。

 

摂食障害の当事者さんには、圧倒的にこの「共感」と「承認」を得る機会が不足している。きっとこの共感や承認は、自分を許可してあげるという回復のステップにあがるために必要なものだけど、まだまだリアルな日常で行うにはリスクが高いことも事実。

 

 

 

「この悩みはわたしだけなのかな」「この症状はどんな言葉で表せばいい?」「これは症状?それとも自分の問題?」が、「わたしだけじゃないんだ・・!」「自分の苦しさを代弁してくれた」「これは自分のせいじゃない、症状なんだ」に変わる瞬間は、とてもあたたかくほっとする時間でした。

 

同時に、もっと安心して「わたしのこと」を話して共感や承認を得る機会を得ることが、日常の小さな意思決定につながると感じた、というのがわたしの感想です。というかやるね。

 

「わたしはこんな見方をした!」から客観視を始めるすっきり体験がほっと

あとは、もやもやを発信して客観的な意見をもらって肩の荷が降りた!という方が多かったのもとても嬉しかったなぁ。

人は自分の眼鏡(=認知)ごしにしか物事を見れないので、事実がそのまま経験になるわけじゃないんだよね。そうなると、自責の眼鏡をかけてるとどんな失敗も自分が悪く見えてしまう。どんな結果も自分は足りていないように見えてしまう。みたいなこと。

 

認知のゆがみは全部で10種類あるんだけど、認知の歪みの定義10パターン (外部サイトです)がわかりやすくておすすめです。今回だけで眼鏡をすぐに外せないのはもちろんだけど、「そういう見方もあるんだな」と知るだけでも新しい気づきがあったんじゃないかな。

 

「もっと自分に甘く!」とか「ありのままの自分を☻」なんて何から始めたらいいんじゃい!ってなるけど、とういった日常のエピソードを話して気づきが得られると少し変われそうな気がしますよね。

 

まとめと参加者さんの反応

そんなこんなであっという間に半日が過ぎておりました!

 

わたしの狙いよりはるかに強いメッセージを参加者さんから学ばせてもらいました。

やはり摂食障害をもつ自分がすべてではないとは言え、多くの当事者さんが自分の中の摂食障害は罪とも近いくらい大きい存在としてとらえています。その罪は人は人に言えないからこそ、自分の中でどんどん大きくなっていく。

だからこそ、”わかってくれる場所”でちょっとした出来事や感情を吐き出せる安全な空間にとても救われます。共感や承認を得ることは安心になり、安心の積み重ねは自信になる。自信の積み重ねが、日常での意思決定を少しずつ変えていくと思っています。

 

共感や承認を得られたところで、もう少し多角的に物を見られると少しずつ自分が許可できる自分やルールからの解放につながれる。少しずつ「大丈夫」を増やしていこうね。

 

ということで、オフィシャルじゃない気楽に立ち寄れる機会を作ってこう。

 

自分の辛さを言語化できたり、みなさんの話を聴いて、共感したり、自分の中にあったら感情的になってしまいそうなことを客観的に捉えられたりと。️貴重な時間をすごせました(参加者さんのメッセージ)

 

 家族や友人に話したい!!、、と思っても摂食のネタっていうだけで、とっても話づらくなってハードルが上がるので、このような安全な場はとってもありがたいなと思いました。(参加者さんのメッセージ)

 

自分の意見を聞いて貰っている時は、喋りすぎたら、変なことを言ってしまったら、可哀想アピールになってしまったらなどの緊張で汗と震えが凄かったのですが私の経験に対してわかさんが「それは辛い…!」と言ってくださったり、他の事に対しても3人とも「わかる」と共感してくださった事で、なんだかほっとすることができました1時間があっという間に感じるほど、とても良い会だったと思います。参加して本当に良かったです。(参加者さんのメッセージ)

 

 

 

わたしはみなさんの話を聞いてあーだこーだお喋りしてただけだので、みなさん自身が有意義な時間を自分たちで作ったんだよ~ってこと忘れずにいてくださいね~🌸

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

▶毎日の情報発信はこちら(Twitter)

 https://twitter.com/S1592Waka

▶ピアカウンセリングのご案内(LINE@もしくはフォームから)

 LINE:LINE Add Friend

 フォーム:カウンセリングのご案内

▶竹口の体験記を読んでみる

 第53回NHK障害福祉賞優秀作品「今の私のままで」竹口 和香

 

竹口和香